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HGUC 010 リックディアス 1/144 - 素組みレビュー

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2000年6月発売 税別価格1200円

はじめに

さて今回の記事は「HGUC 010 リックディアス 1/144スケールキット」のガンプラ素組みレビューです。

リックディアスといえば赤、俗にいう「クワトロ・バジーナ カラー」が有名ですが、HGUCシリーズの初期において、はじめにキット化されたのは黒、いわゆる「一般機カラー」だったんです。

Zガンダム放映当時に発売された旧キットは赤だけだったので、黒いリックディアスはこれが初のキット化だったりもします。

なんでも、リックディアスが赤ばかりになったのは、当時のアニメ制作の現場で赤の塗料がたくさん余っていたらなんだとか…

言われてみると、マラサイにガルバルディβ、ジムⅡなどなど、Zガンダムには赤い量産機がけっこう出てきますよね。

そんなわけで「一般機カラー」としつつも、事実上のアポリー&ロベルト専用機といえる貴重な〈黒い〉リックディアスを見ていきたいと思います。

なお、「リック・ディアス」という風に「・」を表記するのが一般的だと思われますが、本キットのパッケージ及び説明書の表記に従い、本記事内では「リックディアス」と表記していきます。

なお、クワトロ・バジーナカラーについては下の記事をご参照ください↓

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機体データ

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フロントビュー
  • 型式番号:RMS-099(MSA-009)
  • 全高:18.7m
  • 頭頂高:18.7m
  • 本体重量:32.2t
  • 全備重量:54.7t
  • ジェネレータ出力:1833kw
  • スラスター総推力:74800kg
  • センサー有効半径:11500m
  • 装甲材質:ガンダリウム合金

 

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リアビュー

アナハイム・エレクトロニクス社とエゥーゴが極秘裏に共同開発した攻撃用量産型MS。

攻撃用と分類されてはいるものの、MSが運用される任務のほとんどをこなすことができる高性能な機体であった。

RMS-099は連邦軍の査察を欺くためのカムフラージュ用の形式番号であり、MSA-009が本来の番号である。

装甲材としてガンダリウムγ(ガンマ)を使用した初めてのMSで、機体の大幅な軽量化に成功。

このことにより、内蔵プロペラント量も増加している。

旧ジオン公国軍出身の技術者が中心となって開発されており、バーニアの性能、ミノフスキー粒子下でのセンサー能力など、従来の連邦軍のMSとは一線を画する機体となっている。

エゥーゴのメンバーであるアポリーやロベルトが主に使用していたが、後にクワトロことシャアの乗機の機体色にあやかり、多くの機体が赤系の塗装に変更されている。

 

主な装備

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付属品一覧

クレイ・バズーカ、ビーム・サーベル、ビーム・ピストル×2が付属。

 

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ビーム・サーベル

ビーム・サーベルが1本だけ付属。

モノアイの色に合わせてか、クリアグリーンのビーム刃は珍しいですね。

劇中ではイエロー(劇場版ではピンク?)だった気がしますので、他キットのビーム刃を流用するのも良いかもしれません。

 

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ビーム・サーベル収納

ビーム・サーベルの基部はバックパック下部に収納可能。

ですが、しっかりと固定されているわけではないので、動かしているうちにポロっと落ちてきます。

 

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バルカンファランクス

バルカンファランクスの展開機構も再現。

写真では0.5mmのピンバイスで砲口を開けていますが、もともとは何も空いていませんのでご注意を。

 

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ビーム・ピストル

基部が腕に干渉しやすく、やや構えにくい装備です。

 

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ビーム・ピストル収納

ビーム・ピストルは設定どおり、背部ラックに収納可能。

 

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クレイ・バズーカ

リックディアスの代表的な装備。

成形色は関節部と同じ明るいグレーなので、塗装すると見栄えが良くなりそうです。

HGUC 005 百式などのクレイ・バズーカは設定どおりの暗いグレーで成形されているので、流用しても良いかもしれません。

 

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クレイ・バズーカ収納

クレイ・バズーカは背部バインダーの基部にマウント可能。

 

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フル装備フロントビュー

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フル装備リアビュー

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各部ディティール

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プロポーション

リックディアスならではのボリューム感あるプロポーションが再現されています。

旧キットよりはややスマートになっていますが、今の目で見ても良いプロポーションかと。

HGUC初期のキットとしては色分けも優秀です。

 

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頭部ディティール

モノアイはクリアパーツなので見栄えは良いです。

左側面にはコックピットハッチも再現されています。

 

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頭部ディティール

あまり目立ちませんが、頭頂部には合わせ目が出ます。

 

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胴体部ディティール

胴体部の色分けは優秀。

腰部スカートも独立しています。

今となっては古いキットですが、すべて一体化していた旧キットに比べれば雲泥の差ですね。

 

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腕部ディティール

前腕部、肩アーマーには合わせ目が出ます。

 

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肩アーマー

肩アーマー上面の凹部内にも合わせ目が出るので、処理が難しい部分ですね。

 

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背部バインダー

複雑なデザインの背部も見事に立体化されています。

ビーム・ピストル基部にポリキャップが露出してしまうのが難点でしょうか。

バインダー自体は単純なモナカ構造のため、合わせ目アリ。

 

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腰部スラスター

機体各部のスラスターのディティールは、このキットの見どころの一つ。

 

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脚部ディティール

太腿の合わせ目は目立ちますが、脛部は上手く処理されている方かと。

 

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脚部ディティール

一方で脚部後面は合わせ目が目立つところ。

 

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足裏ディティール

足裏のディティールは塗装こそ必要ですが、合わせ目も肉抜きもありません。

レッグアーマー内のスラスターは別パーツ化されています。

 

可動ギミック

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各関節の可動

肘関節の可動は標準的。

股関節や足首関節はあまり動きません。

 

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肩関節

肩アーマーが腕とは独立して動くため、大きく持ち上げることが可能。

 

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肩関節スイング機構

肩関節スイング機構もこのキットの見どころ。

おかげでクレイ・バズーカを構えやすくなっており、発売当時としては画期的なものでした。

関節部のディティールも再現されています。

 

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人差し指が可動

マニピュレータは人差し指のみが可動するという珍しいタイプ。

 

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グリップに注目

おかげで武器をホールドする際、トリガーに指をかけられます。

 

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首関節

首関節は単純な軸可動のため、横方向に回転するのみ。

上には持ち上がりません。

 

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腰部関節

腰部は少し引き出すことで回転できるほか、若干傾けることが可能。

 

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脚部関節

かなり太めの脚部デザインのため、膝関節の可動は渋いです。

足首の接地性も今一つ。

 

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バインダー可動

バインダー及びビーム・ピストルは軸可動によりある程度動かせます。

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他キットとの比較

クワトロ・バジーナ カラーと比較

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クワトロ・バジーナ カラー(右)

HGUC 033 リックディアス(クワトロ・バジーナ カラー)との比較。

基本的に成形色以外の違いはありません。なので…

 

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バインダー基部に注目

クワトロ・バジーナ カラーの方は、バインダー基部のパーツを上下逆に組み、バインダーの位置を上げることで変化をつけています。

クレイ・バズーカの収納などギミックに支障はありません。

 

 

ディジェと比較

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ディジェ(右)

HGUC 219 ディジェとの比較。

ディジェはリックディアスをもとに開発されたらしいですが…

どの辺が似ているのでしょうね(^^;

 

 

ガンダムMk-Ⅱと比較

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ガンダムMk-Ⅱ(右)

HGUC 194 ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様)との比較。

劇中序盤でしか見られないツーショット。

体型は全く違いますが、頭頂高はほぼ同じです。

 

 

ジムⅡ、ハイザックと比較

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ジムⅡ(左) ハイザック(右)

HGUC 131 ジムⅡ及びHGUC 012 ハイザックとの比較。

ジムⅡはもちろん、ハイザックと比べてもボリューム感で勝る印象です。

ティターンズ側の量産機がだいぶそろっているので、ディスプレイの幅が広がりますね。

 

 

 

ジムⅡ、ネモと比較

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ジムⅡ(左) ネモ(右)

HGUC ジムⅡ エゥーゴカラー(プレミアムバンダイ限定)及び、HGUC 150 ネモとの比較。

せっかくなのでエゥーゴ側の量産機とも並べてみました。

劇場版ではアポリーやロベルト機以外の黒いリックディアスが少しだけ描かれていたので、ネモやジムⅡといった僚機を連れてディスプレイするのも似合いそうです。

 

 

 

ポージングギャラリー

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おわりに

HGUCシリーズ初期のキットですが、リックディアスの特徴である重厚感・ボリューム感あふれるプロポーションが魅力。

色分けも優秀で、可動の渋さに目をつむれば、最近のリヴァイヴされたキットと並べても絵になります。

テレビアニメ序盤をイメージしたディスプレイはもちろん、劇場版での描写を踏まえ、劇中では描かれなかったシーンを妄想して楽しむのもアリですね。

 

HGUC 1/144 RMS-099 リックディアス (機動戦士Zガンダム)

HGUC 1/144 RMS-099 リックディアス (機動戦士Zガンダム)

 

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