積みプラHGUC.com

1999年から積み続けたガンプラHGUCシリーズ専門ブログ

HGUC 012 ハイザック 1/144 - 素組みレビュー

f:id:MASA-HGUC:20190125175235j:plain

2000年7月発売 税別価格1000円

はじめに

今回の記事は、HGUCシリーズ初期に発売された「HGUC 012 ハイザック 1/144スケールキット」のガンプラ素組みレビューです。

 HGUCシリーズでハイザックが発売されると知った時、けっこう期待していた方は多いのではないでしょうか。

なぜなら標準的なザク系の機体は、これが初のHGUCキット化だったからです。

(HGUC 003 ザクⅢ改は標準的とは言い難いでしょう…)

Zガンダム放映当時にも1/144及び1/100スケールでキット化もされた、それなりに人気のある機体でもあり、当時まだ発売されていなかった元祖ザクⅡのHGUCキット化を占う存在でもあったのです。

そんな期待を一身に背負った(?)ハイザックの雄姿を、いま改めて見ていきましょう。

機体データ

f:id:MASA-HGUC:20190125175325j:plain

フロントビュー
  • 型式番号:RMS-106
  • 全高:20.5m
  • 頭頂高:18.0m
  • 本体重量:38.7t
  • 全備重量:59.6t
  • ジェネレータ出力:1428kw
  • スラスター総推力:64800kg
  • センサー有効半径:8900m
  • 装甲材質:チタン合金セラミック複合材

f:id:MASA-HGUC:20190125175406j:plain

リアビュー

RMS-106 ハイザックは、一年戦争後に地球連邦軍が初めて開発・量産した汎用量産型MS。

設計の基本コンセプトは、旧ジオン公国軍のMS-06 ザクⅡに基づいているため、新型というよりはザクⅡの改良型に近いといえる。

しかし、新型の軽量パワージェネレータの開発により、ザクⅡと比較して、装甲の強化と大幅な軽量化に成功している。

また、軽量化の結果、プロペラントの積載量が増加し、バーニア性能の向上もあって、宇宙空間での機動性は著しく上昇している。

操縦性とメンテナンス性の高さは長所であるが、複数のビーム兵器を同時にドライブできないという欠点も抱えている。

リニアシート、360度全天周モニター等を最初に採用したMSであり、その後のモビルスーツの標準型とも言える。

 

主な装備

f:id:MASA-HGUC:20190125184920j:plain

付属品一覧

120㎜ザク・マシンガン改、オプションシールド及び、右銃持ち手が付属。

ちなみにビーム・サーベルやヒート・ホークといった近接戦闘用武器は一切付属しません。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125185140j:plain

オプションシールド

右肩に固定されたシールドのほか、ジム系の機体から乗り換えるパイロットに配慮して、左腕にもオプションシールドが用意されています。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125185315j:plain

オプションシールド接続部

オプションシールドの接続部は単純な軸可動のため、回転させることが可能。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125185424j:plain

120㎜ザク・マシンガン改

本キットで唯一の手持ち武器。

専用の銃持ち手によりしっかりとホールド可能ですが、後端部の形状が腕に干渉し、構えにくいのが難点。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125185736j:plain

サブグリップ

左手で保持するサブグリップは可動式。

しかし、後述の通り肩周りの可動範囲が狭いため、両腕で構えるのは至難の業。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125185833j:plain

フル装備フロントビュー

f:id:MASA-HGUC:20190125185854j:plain

フル装備リアビュー

 

各部ディティール

f:id:MASA-HGUC:20190125185933j:plain

プロポーション

HGUC初期のキットながら、プロポーションと色分けは優秀な方かと。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125190036j:plain

胴体ディティール

胴体部、特に胸部は連邦系の特徴が表れている部分です。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125190118j:plain

上腕部動力パイプ

上腕部の動力パイプは、本来の設定では胴体に繋がっているはずですが、可動に影響しないようアレンジされている部分です。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125190308j:plain

頭部ディティール

モノアイはホイルシールで再現。

顔のど真ん中に合わせ目が出てしまいます。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125190422j:plain

左肩アーマー

左肩アーマーには合わせ目あり。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125190500j:plain

右肩シールド

元祖ザクⅡ譲りの固定シールドは、右肩にボールジョイントで接続されています。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125190635j:plain

前腕部

前腕部外側には合わせ目あり。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125190724j:plain

バックパック

バックパックはスラスター部を赤い別パーツで再現。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125190911j:plain

脚部前面

脛の合わせ目がやや気になるところでしょうか。

つま先の色分けはホイルシールで再現。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125191300j:plain

膝関節

関節部の黄色い動力パイプも再現されています。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125191031j:plain

脚部後面

f:id:MASA-HGUC:20190125191115j:plain

レッグスラスター

脚部内蔵のスラスターは赤い別パーツで再現。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125191156j:plain

足裏ディティール

足裏には肉抜きもなく、設定どおりのディティールが再現されています。

 

可動ギミック

f:id:MASA-HGUC:20190125191453j:plain

各関節の可動

首周りはそれなりに動くものの、肩、肘、股関節などの動きは渋めです。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125191546j:plain

肩関節可動

肩関節は左右非対称デザインのため、可動範囲も左右に差が生じています。

スイング機構も無いため、ザク・マシンガン改を両腕で構えるのは難しいです。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125191747j:plain

腰部可動

腰部は多少回転させることが可能です。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125191858j:plain

フロントスカート

フロントスカートは左右一体で可動。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125191935j:plain

脚部可動

膝関節の動きは渋め。

足首の可動範囲はそれなりに確保されています。

 

f:id:MASA-HGUC:20190125192052j:plain

フィンユニットの可動

バックパックの上下についているフィンユニットもそれぞれ可動しますが、保持力は弱めです。

 

他キットとの比較

ザクⅡと比較

f:id:MASA-HGUC:20190125192321j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190125192343j:plain

ザクⅡ(右)

HGUC 040 ザクⅡとの比較。

ザクⅡはハイザックのご先祖様ですが、ハイザックは連邦系の技術が入っているだけあり、直線基調のデザインが所々で見られます。

背負いもの(バックパック)が大げさなのも、Zガンダム登場機体の特徴ですね。

 

 

ハイザック(連邦軍カラー)と比較

f:id:MASA-HGUC:20190125192726j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190125192747j:plain

連邦軍カラー(右)

HGUC 055 ハイザック(連邦軍カラー)との比較。

基本的に成形色以外は全く同じですが、受ける印象は全然違います。

 

 

ガルバルディβと比較

f:id:MASA-HGUC:20190125192958j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190125193021j:plain

ガルバルディβ(右)

HGUC 212 ガルバルディβとの比較。

ザク系のハイザックと違い、ガルバルディβは背が高くスマートですね。

バックパックのボリュームも全然違います。

 

 

マラサイと比較

f:id:MASA-HGUC:20190125193433j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190125193452j:plain

マラサイ(右)

HGUC 052 マラサイとの比較。

ガルバルディβと違い、マラサイとは若干の共通点が感じられます。

 

 

f:id:MASA-HGUC:20190125193635j:plain

マラサイのビーム・ライフル

ちなみに、マラサイのビーム・ライフルはハイザックも使用できる設定ですが、ハイザックの銃持ち手では大きさが合わず、トリガーに指を掛けられませんでした。

 

ジムⅡと比較

f:id:MASA-HGUC:20190125193914j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190125193936j:plain

ジムⅡ(右)

HGUC 131 ジムⅡとの比較。

同時期のティターンズを支えた量産機同士、なかなか絵になります。

 

 

ガンダムMk-Ⅱと比較

f:id:MASA-HGUC:20190125194337j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190125194356j:plain

ティターンズ仕様(左) エゥーゴ仕様(右)

HGUC 194 ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様)及び、HGUC 193 ガンダムMk-Ⅱ(エゥーゴ仕様)との比較。

ハイザックは劇中序盤で、ティターンズ仕様、エゥーゴ仕様どちらのガンダムMk-Ⅱとも絡んでいるので、相性は良いですね。

 


 

ポージングギャラリー

f:id:MASA-HGUC:20190125194728j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190125194842j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190125194905j:plain

※ヒート・ホークは付属しません

f:id:MASA-HGUC:20190125194940j:plain

※ヒート・ホークは旧武器セットのものを使用

f:id:MASA-HGUC:20190125195023j:plain

 

おわりに

HGUC初期のキットとしては色分けも良く、特にバランスの良いプロポーションは美点です。

しかし、本来は多彩な武器を持つ機体のはずなのに、ヒート・ホークやビーム・サーベルも付属せず、アクションベースとも相性が悪いのか宙に浮かせてのポージングもできませんでした。

また、可動範囲も限られるためザク・マシンガン改を両手で構えるのも難しいなど、弱点も多いキットです。

現在ではZガンダム関連の機体がHGUCでたくさんキット化されているので、他の機体と一緒に脇役として並べておくのがおススメです。

Copyright ©tsumiplahguc.com All rights reserved