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HGUC 131 ジムⅡ 1/144 - 素組みレビュー

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2011年10月発売 税別価格1400円

はじめに

今回の記事は、「HGUC 131 ジムⅡ 1/144スケールキット」のガンプラ素組みレビューです。

 さて、このジムⅡという機体には二通りの評価が存在します。
 一つは、一年戦争時に開発されたRGM-79 いわゆる元祖ジムをベースとした「改修機」であり、それほど性能は向上していないとするもの。

もう一つは、すべてのパーツを全面的に刷新した「新造機」であり、グリプス戦役当時はすでに旧式化していたものの、元祖ジムに比較してそれなりに性能を向上させていたとするもの。

Zガンダム放映当時の印象としては、正直言って前者の評価になりますね。

劇中でも元祖ジム同様、終始「やられ役」に徹していましたし、デザイン面でもそれほど変わらないじゃないか、と感じていたからです。

ところが後に「0080 ポケットの中の戦争」や「0083 スターダストメモリー」等といった、一年戦争とグリプス戦役の間を埋める物語が描かれるとともに、ジム・コマンドやジム・カスタムなど、もはやフルモデルチェンジではないかというくらい変わり果てたジムが登場しました。

さらに、劇場版Zガンダムにもジム・カスタムなどがチラッと登場したことで、もはやジム系統の歴史として無視出来ない存在になってしまったんですね。

そうなると、ハイザックやガルバルディβなどジオン系機体が正式採用された地球連邦軍内において、今一度「ジム」が必要とされ、原点回帰として元祖ジムそっくりな「ジムⅡ」が生まれた…と解釈することもできるわけで、結論を言うと…

後述の「機体データ」内の機体解説をお読みください(笑)

当ブログの機体解説は、ガンプラのパッケージや組み立て説明書内の記述はもちろん、手持ちの資料やネット上の情報などを多角的に調べ、オールドファンとして納得できる情報のみを短くまとめた主観的なものです。

あまり鵜呑みにしないでいただければ幸いです(^^;

それでは早速、ジムⅡの雄姿を見ていきましょう!

 機体データ

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フロントビュー
  • 型式番号:RGM-179(RGM-79R)
  • 全高:19.1m
  • 頭頂高:18.1m
  • 本体重量:40.5t
  • 全備重量:58.7t
  • ジェネレータ出力:1518kw
  • スラスター総推力:62000kg
  • センサー有効半径:8800m
  • 装甲材質:チタン合金セラミック複合材

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リアビュー

一年戦争当時に地球連邦軍で量産されたRGM-79 ジムの後継機として、同機体を改修、量産した汎用量産型MS。

基本設計は、RGM-79 ジムと同じものとなっている。

ジェネレータ出力やスラスター推進力の多少の向上が図られたほか、コックピットへのリニアシートの導入、センサー類、装甲材質の強化などの改良が見られる。

しかし旧型機をベースとしている限界上、生産性は高いものの、基本性能はそれほど向上しなかった。

グリプスで製造されたタイプの形式番号はRGM-179、地上で生産された機体の形式番号がRGM-79Rとなっている。

 

主な装備

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付属品一覧

ビーム・ライフル、右銃持ち手、シールド、シールド接続用パーツのほか、クリアイエローのビーム刃×2が付属。

 

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マーキングシール

バリエーション豊富なマーキングシールも付属。

その代わりホイルシールは付属しないため、センサー部のグリーンなどに光沢が出ないのが難点でしょうか。

 

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ビーム・ライフル

ビーム・ライフルの銃口は立体的なディティールで再現。

左手を添えるサブグリップは可動式。

 

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グリップに注目

グリップには突起があり、右銃持ち手でがっちりとホールドできます。

 

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シールド

連邦軍お馴染みのシールドが付属。

 

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前腕部側面に接続

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前腕部後面に接続

専用のジョイントパーツを使用することで、2種類の取り付け方法を選択可能です。

 

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ビーム・サーベル収納

元祖ジム同様、ビーム・サーベル基部はバックパックに1本のみ装備。

 

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クリアイエローのビーム刃

ビーム・サーベルは1本のみですが、クリアイエローのビーム刃は2本付属。

1本は余るので、他キットに流用するのもアリですね。

ジム系といえばピンクのビーム刃が定番なので、イエローはかなり珍しいかと。

 

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フル装備フロントビュー

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フル装備リアビュー

 

各部ディティール

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プロポーション

連邦系機体らしく、直線基調のカチッとしたデザインですね。

ちょっと足(特に脛)が長すぎるような気もします。

 

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頭部ディティール

頭部バイザーはクリアグリーン成型で、奥にはディティールもあります。

しかし、頭頂部のセンサーはただのシール。

 

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頭部ディティール

後頭部のセンサーも同様にシールで再現。

側面には合わせ目があります。

 

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胴体部ディティール

胴体部の色分けは優秀です。

首のグレーと、左胸のセンサーはシールで再現。

前腕部の合わせ目は気になるところ。

 

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肩アーマー

肩アーマーにも合わせ目あり。

 

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腕部ディティール

肘関節のディティールはなかなかですが、やはり前腕部の合わせ目は気になりますね。

 

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バックパック

ビーム・サーベルを1本装備するほか、グリーンのセンサーはシールで再現。

 

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脚部前面

脚部は合わせ目が目立たないパーツ構成で、元祖ジム譲りのシンプルなデザインが光ります。

足首のデザインは本来の設定とは異なり、ジム・カスタム系のデザインが取り入れられています。

 

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脚部後面

脚部後面側にも合わせ目は無し。

 

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足裏ディティール

足裏のディティールはノズルも再現され、肉抜きもありません。

 

可動ギミック

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各関節の可動

肘関節や股関節など、柔軟性が光ります。

 

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肩関節

肩関節にはスイング機構があり、両腕でビーム・ライフルを構えやすくなっています。

 

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首の可動

左右の回転に支障はありませんが、顔を上げることはほとんどできません。

 

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腰部関節

腰部はボールジョイントですが、回転のみでひねることはほとんどできません。

フロントスカートとサイドスカートはそれぞれ可動。

 

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脚部の可動

膝関節及び足首関節の可動範囲も優秀です。

 

他キットとの比較

ジムと比較

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ジムⅡ(右)

ジムⅡのご先祖様、HGUC 020 ジムとの比較。

Zガンダム放映当時は、ほとんどデザインが変わらないと思っていましたが、こうして立体物として並べてみると結構違うものですね。

全面刷新されたとする説にも納得できるかも…?

 

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ジムⅢと比較

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ジムⅢ(右)

ジムⅡよりも一足先に発売された、HGUC 126 ジムⅢとの比較。

シンプルイズベスト路線にあったジムⅡですが、恐竜的進化の潮流には逆らえず、ジムⅢはかなりの重武装化が進みました。

 

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ジムⅢ付属の手首パーツ

ジムⅢに付属する手首パーツはジムⅡにも流用可能です。

成形色も同じなので違和感はありません。

 

エゥーゴ仕様と比較

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エゥーゴ仕様(右)

プレミアムバンダイ限定のHGUC ジムⅡ(エゥーゴ仕様)との比較。

レッドの部分がグリーンになっただけ…かと思いきや、すべての成形色に変化がつけられています。

 

ハイザックと比較

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ハイザック(右)

HGUC 012 ハイザックとの比較。

同時期の連邦軍及びティターンズを支えた量産機同士。

 

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ガンダムMk-Ⅱと比較

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ガンダムMk-Ⅱ(右)

HGUC 194 ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様)との比較。

劇中冒頭のガンダムMk-Ⅱ強奪シーンを再現するには欠かせないツーショットです。

 

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ポージングギャラリー

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※左平手はジムⅢのものを流用

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※左平手はジムⅢのものを流用

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※左平手はジムⅢのものを流用

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おわりに

旧1/144キット以来のキット化となったジムⅡだけあり、可動や色分けなどの進化ぶりには目を見張るものがあります。

しかし、ガンダムUCに登場したジムⅡをイメージして立体化されているせいか、足首のデザインが変更されていたり、妙に足が長くなっていたりと、好みが分かれる部分もあります。

キット自体の出来は優秀なので、充実してきたZガンダム登場機体と共に、名やられ役として並べてあげるのがおススメです。

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