積みプラHGUC.com

ガンプラHGUCシリーズ専門ブログ

HGUC 203 ゼータガンダム 1/144 - 素組みレビュー

f:id:MASA-HGUC:20190226201439j:plain

2017年4月発売 税別価格1800円

はじめに

今回の記事は、2020年のガンプラ40周年に向けた新プロジェクト「GUNPLA EVOLUTION PROJECT」第一弾として登場した「HGUC 203 ゼータガンダム 1/144スケールキット」のガンプラ素組みレビューです。

ゼータガンダムと言えば2003年10月にHGUC 041 ゼータガンダムとして一度キット化されており、2度目のHGUCキット化となった本キットは、事実上のREVIVE(リヴァイヴ)と言えますね。

さて、私が子どものころに作った旧キットのゼータガンダムを思い出すと、1/144スケールでは変形ギミックが再現されていませんでした。

変形ギミックを実現していた1/100スケールを買おうかとも思ったのですが、なんか妙に胸の装甲が長かったり、ウェイブライダー形態が厚ぼったかったり、とにかく不格好でほしいとは思いませんでした(^^;

はっきり言って1/144スケールの方がMS形態のバランスが良かったですね。

そして時代は移り変わり、HGUCで2度目のキット化となったゼータガンダムはと言いますと、差し替え式とはいえ変形ギミックを再現しながらダイナミックな可動を追及しているとのこと。

旧HGUCとの比較はもちろん、様々なZ系機体との比較を交えながらゼータガンダムの雄姿を見ていきましょう。

スポンサーリンク
 

機体データ

f:id:MASA-HGUC:20190226172826j:plain

フロントビュー
  • 型式番号:MSZ-006
  • 全高:19.85m
  • 頭頂高:18.7m
  • 本体重量:28.7t
  • 全備重量:62.3t
  • ジェネレータ出力:2020kw
  • スラスター総推力:112600kg
  • センサー有効半径:14000m
  • 装甲材質:ガンダリウム合金

 

f:id:MASA-HGUC:20190226172859j:plain

ウェイブライダー形態
  • 全長:24.32m
  • 翼幅:18.61m
  • 本体重量:36.2t
  • 全備重量:55.6t

 

f:id:MASA-HGUC:20190226172958j:plain

リアビュー

MSZ-006 ゼータガンダムは、エゥーゴとAE(アナハイム・エレクトロニクス)社の「Z計画(ゼータプロジェクト)」によって開発された攻撃用試作型可変MSである。

単独での大気圏突入能力を有し、既存のMSをはるかに超えるポテンシャルを誇る。

武装もビーム・ライフル、ビーム・サーベル、グレネード・ランチャーなど多彩で、単体のMSとしては屈指の攻撃力を持ち、大出力のハイパー・メガ・ランチャーも使用可能である。

変形機構の要となる背部フライング・アーマーは、ロングテール・バーニア・スタビライザーを装備し、これによる反動の吸収性の良さからMS形態時においても高い運動性を発揮する。

後にバイオセンサーシステムが搭載され、機体の追従性が飛躍的に向上した。

 

主な装備

f:id:MASA-HGUC:20190226173045j:plain

付属品一覧

ハイパー・メガ・ランチャー、ビーム・ライフル、シールド、グレネード・ランチャー用マガジン×2、ビーム・サーベル×2の他、ウェイブライダー形態用パーツなど付属品は多め。

手首パーツは標準的な穴あき握り拳のみで、専用銃持ち手などはありません。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226174418j:plain

ホイルシール

背中のフライングアーマーをはじめ、ホイルシールを貼る個所は多めです。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226173352j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226173421j:plain

旧HGUC(右)と比較

ここからはHGUC 041 ゼータガンダム(以降、旧HGUC)と比較しながら。

比較写真は全て右側が旧HGUC左側がHGUC 203 ゼータガンダム(以降、リヴァイヴ版)になっています。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226173310j:plain

ビーム・サーベル

ビーム・サーベルが2本付属し、クリアピンクのサーベル刃は長さも充分。

旧HGUCは右手首と一体成型だったので、グッと見栄えが良くなった部分です。

本来の設定ではサイドスカートに収納しますが、流石に収納ギミックは再現されていません。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226173839j:plain

旧HGUCに流用

リヴァイヴ版のビーム・サーベルを旧HGUCに持たせることも可能。

収納ギミックを省いている分大きめに造形されていることもあり、グラつきもありません。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226174017j:plain

グレネード・ランチャー

f:id:MASA-HGUC:20190226174039j:plain

リヴァイヴ版のみ展開

どちらも前腕部にはグレネード・ランチャー用のマガジンを装備可能ですが、発射口の展開ギミックはリヴァイヴ版のみ再現されています。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226174305j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226174335j:plain

ビーム・ライフル

どちらもビーム・ライフルの伸縮ギミックを持ちますが、リヴァイヴ版の方が砲身が色分けされているほか、ホイルシールでの色分け補完も充実しています。

銃口にサーベル刃を装着し、ロングビーム・サーベルを再現可能なのもリヴァイヴ版のみ。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226174729j:plain

前腕部に装備

ビーム・ライフルは前腕部に装備することも可能です。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226174959j:plain

ハイパー・メガ・ランチャー

f:id:MASA-HGUC:20190226175030j:plain

展開状態

ハイパー・メガ・ランチャーはどちらも伸縮機構があり、あまり変わっていないように見えますが、やや長くなっています。

リヴァイヴ版は後述の通り肩関節が良く動くようになってはいますが、大きすぎて持たせにくい武器であることには変わりありません。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226175304j:plain

サーベル刃を装着

リヴァイヴ版は、ハイパー・メガ・ランチャーの銃身にもサーベル刃を装着できるようになりました。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226175626j:plain

シールド

シールドは相変わらず細身ではありますが、厚みはかなり増しています。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226175726j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226175748j:plain

伸縮機構

リヴァイヴ版は、差し替え式で伸縮機構も新たに再現しています。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226175912j:plain

シールド内蔵グレネード

シールドに内蔵されたグレネードのディティールも新たに再現。

これは劇場版で初登場したギミックでしたね。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226180056j:plain

フル装備フロントビュー

f:id:MASA-HGUC:20190226180123j:plain

フル装備リアビュー

スポンサーリンク
 

各部ディティール

f:id:MASA-HGUC:20190226180212j:plain

プロポーション

他のリヴァイヴキットと同様、やや小顔化されスマートになった印象があります。

しかし、オリジナルの設定画や劇中の印象に近いのは旧HGUCですね。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226180439j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226180503j:plain

頭部

頭部はやや小顔化され、側面の合わせ目も無くなって見栄えが良くなりました。

アンテナには安全性確保のためのフラッグがありますが、写真では削り落としてあります。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226201015j:plain

ゼータザク

HGUC 040 量産型ザクの頭部パーツを流用し、ゼータザクを再現可能。

取扱説明書にもきちんと記載されているのには驚きました(^^;

 

f:id:MASA-HGUC:20190226180713j:plain

胴体

胴体自体の大きさはそれほど変わりませんが、フロントスカートが大型化した影響で重心が下がったような印象です。

肩アーマーは明らかに小型化していますが、リヴァイヴ版は旧HGUCと違ってウェイブライダー形態時も肩や腕を組み込むため、これ以上大きくできなかったのでしょう。

リヴァイヴ版は可動範囲拡大のため、腹部に隙間ができるのが気になるところでしょうか。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226181143j:plain

腕部

横から見ても肩アーマーが小型化していることが分かります。

にも拘らず小さなイエローのスラスターも色分けされているのには驚きです。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226181341j:plain

フライングアーマー

フライングアーマーは大型化され、精密度を増したディティールも手伝ってMGっぽい雰囲気が出ています。

しかし、旧HGUCの小さなフライングアーマーの方が本来の設定画に近い大きさです。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226181530j:plain

展開ギミック

旧HGUCのフライングアーマーは横に広がるだけでしたが、リヴァイヴ版は後ろへスライドしてより大きく展開します。

旧HGUCの横に広がるだけの展開方法の方が、本来の設定画に近いです。

後方へのスライドは、MGで初めて実装されたアレンジなんですね。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226182002j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226182024j:plain

脚部

足首が小型化され、その分脛部が長く伸びてスマートになった印象を受けます。

しかし、旧HGUCの大きめの足首の方が本来の設定画に近いですね。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226182308j:plain

足裏

足裏はどちらも変形機構の都合上、スカスカな印象ですね(^^;

それぞれに施されたディティールがありますが、実はどちらも設定画とは違います

 

f:id:MASA-HGUC:20190226182516j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226182537j:plain

スラスターノズル

機体各部に垣間見えるスラスターノズルのディティールは、明らかに精密度が増して見栄えが良くなっていますね。

 

可動ギミック

f:id:MASA-HGUC:20190226190012j:plain

各関節の可動

首周りのみ窮屈な感じがしますが、肩、肘、股関節など、リヴァイヴ版の柔軟性は驚異的です。

でも、旧HGUCもそんなに悪くないんですよね(^^;

可動範囲よりもむしろ関節のへたりやすさが気になります。

本キットに限らずリヴァイヴ系キットに共通しているのですが、股関節や足首関節なんかが特にへたりやすい気がしますね。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226190400j:plain

肩関節

肩を上げた時の、肩アーマーの動き方が全然違っていて面白いです。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226190528j:plain

スイング機構

肩関節は大きく引き出すことができ、前方にスイングできるようになりました。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226190703j:plain

腹部ボールジョイント

f:id:MASA-HGUC:20190226190621j:plain

腰回り

腹部にボールジョイントが追加され、腰の回転のほか前屈姿勢も自然にとれるようになっています。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226190828j:plain

リアスカート

地味なポイントですが、リアスカートも可動するようになっています。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226190923j:plain

脚部関節

膝関節や足首は変形機構のおかげで、どちらも優秀な可動範囲を誇ります。

スポンサーリンク
 

変形ギミック(ウェイブライダー形態)

f:id:MASA-HGUC:20190226191159j:plain

差し替えでの変形

ウェイブライダー形態への変形は、ここまでバラバラにしてから組み直す必要があります。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226191321j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226191404j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226191429j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226191453j:plain

ウェイブライダー形態

f:id:MASA-HGUC:20190226191543j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226191605j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226191629j:plain

旧HGUC(右)と比較

旧HGUCのウェイブライダー形態と比較すると、全長が増し、後方へスライドしたフライングーマーのおかげでMGに近いフォルムになりました。

確かにかっこいいのですが、フライングアーマーの大きさや機首(シールド)の長さなど、旧HGUCの方が設定画に近いフォルムをしています。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226192051j:plain

余りパーツ

旧HGUCに比べてウェイブライダー形態時の余りパーツが少なくなりました。

旧HGUCは設定画通りのフォルムと薄さを再現するため、腕を丸ごと余らせています。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226192353j:plain

フル装備

ビーム・ライフルやランディング・ギア付きのハイパー・メガ・ランチャーを装備できる点は変わりません。

 

f:id:MASA-HGUC:20190226192508j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226192529j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226192634j:plain

アクションベース対応

ただし、アクションベースに対応しているのはリヴァイヴ版のみ

ウェイブライダー形態は宙に浮かせてディスプレイしたほうが断然見栄えが良いので、これは大きなアドバンテージと言えそうです。

スポンサーリンク
 

他キットとの比較

ガンダムMk-Ⅱ、百式と比較

f:id:MASA-HGUC:20190226192858j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226193028j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226193056j:plain

ガンダムMk-Ⅱ(左) 百式(右)

HGUC 193 ガンダムMk-Ⅱ(エゥーゴ仕様)及び、HGUC 200 百式との比較。

リヴァイヴされた主役級3機が揃っただけあり、とても絵になるスリーショットです。

設定どおり、ゼータガンダムの全高が他の2機よりも若干高めになっています。

 

 

 

メタスと比較

f:id:MASA-HGUC:20190226193412j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226193431j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226193504j:plain

メタス(右)

HGUC 061 メタスとの比較。

メタスも「Z計画」に基づいて開発されたはずですが、ゼータガンダムと比較すると外観上の共通点はほとんどありません。

劇中ではよく行動を共にしていたので、お似合いではありますけどね(^^;

 

 

ZⅡ(ゼッツー)と比較

f:id:MASA-HGUC:20190226193717j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226193757j:plain

ゼッツー(右)

HGUC 186 ZⅡ(ゼッツー)との比較。

ゼータガンダムの発展機のはずですが、頭部とカラーリング以外はあまり似ていません。

 

ダブルゼータガンダムと比較

f:id:MASA-HGUC:20190226194148j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226194208j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226194229j:plain

ダブルゼータガンダム(右)

HGUC 111 ダブルゼータガンダムとの比較。

ダブルゼータガンダムはやや古いキットで、可動範囲の狭さなどが気になりますが、プロポーションや色分けは優秀なので、並べるだけならとても絵になります。

 

 

リ・ガズィと比較

f:id:MASA-HGUC:20190226194514j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226194539j:plain

リ・ガズィ(右)

HGUC 085 リ・ガズィとの比較。

ゼータガンダムの劣化コピーなどと揶揄されることもあるリ・ガズィ(個人的には大好きなんですけど…)。

直線主体にデザインされているゼータガンダムの角が丸められ、やや女性的なイメージを感じます。

フライングアーマーが無くなっている分すっきりとしていますね。

 

リゼルと比較

f:id:MASA-HGUC:20190226194911j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226194940j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226195002j:plain

リゼル(右)

HGUC 103 リゼルとの比較。

一応Z系に分類されるリゼルですが、似ているのは全体のプロポーションだけで、あくまでもジェガン+メタスの雰囲気です。

 

ゼータプラス(ユニコーンVer.)と比較

f:id:MASA-HGUC:20190226195213j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226195242j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226195325j:plain

ゼータプラス(右)

HGUC 182 ゼータプラス(ユニコーンVer.)との比較。

最もゼータガンダムの意匠を色濃く残していますが、各部の形状は似ているようでかなり違います。

 

 

デルタガンダムと比較

f:id:MASA-HGUC:20190226195657j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226195720j:plain

デルタガンダム(右)

HGUC 136 デルタガンダムとの比較。

もしもデルタガンダムが無事に完成していたら、このツーショットが実現していたかもしれませんね。

 

ジ・オ、キュベレイと比較

f:id:MASA-HGUC:20190226195926j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226195947j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226200009j:plain

ジ・オ(左) キュベレイ(右)

最後にHGUC 036 ジ・オ及び、HGUC 195 キュベレイとの比較。

グリプス戦役当時最強を誇った3機ですが、サイズやデザインはまるでバラバラです。

 

 

  

ポージングギャラリー

f:id:MASA-HGUC:20190226200208j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226202004j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226200224j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226200308j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226200337j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226200357j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226201532j:plain

f:id:MASA-HGUC:20190226200434j:plain

 

おわりに

一部関節のへたりやすさが気になりますが、抜群の可動範囲とMS・ウェイブライダー両形態でバランスの取れたプロポーションが魅力。

ハイパー・メガ・ランチャーも付属して税別1800円という価格も良心的な方かと思います。

しかし、アニメや設定画のイメージに近いのは間違いなく旧HGUCです。

可動もそんなに悪くないので、私が将来作りこむなら旧HGUCを選ぶと思います。

 

HGUC -GUNPLA EVOLUTION PROJECT- 機動戦士Zガンダム ゼータガンダム 1/144スケール 色分け済みプラモデル

HGUC -GUNPLA EVOLUTION PROJECT- 機動戦士Zガンダム ゼータガンダム 1/144スケール 色分け済みプラモデル

 

スポンサーリンク